OPICセミナー2026
3月24日(火)- 27日(金) オンライン開催(参加費無料) 13:00~

OPICセミナーをオンラインで開催いたします。今回は18名の講師の方に講演をして頂く事が決定いたしました。
参加費無料で行われますので、ぜひお気軽にご参加ください。お待ちしております。

3月24日(火)

【OWPT】
光給電の技術、課題、応用
【LEDIA】
紫外レーザーダイオードの現状と将来展望
【ICNNQ】
トポロジカルナノフォトニクス:その基礎と可能性
【BISC】
カメラベースの生体機能計測
【TILA-LIC】
TBA

3月25日(水)

【ALPS】
光学素子におけるレーザー損傷研究の最新動向
【SLPC】
SLPC2026第6回スマートレーザプロセス会議
【HEDLA/HEDS】
大型レーザー装置激光XII号-LFEXの改修計画とレーザー核融合研究への展望
【LDC】
高性能化が進む可視光LD
【OMC】
光のキラリティーとレーザー加工

3月26日(木)

【LSSE】
LSSEの展望 - 地球から宇宙へ広がる光技術
【FAAP】
FAAPの展望 - アグリフォトニクス(農業光学)が拓く次世代農業
【LSC】
TBA
【XOPT】
SPring-8の高輝度100keVX線を用いた高速撮像による金属切削プロセスと金属レーザープロセスの観察と解析

3月27日(金)

【CPS-SNAP】
サイバーフィジカルシステムへ向けた取り組みの紹介
【OPTM】
熱赤外線イメージング
【META】
メタフォトニクス
【IP】
Information Photonicsの研究潮流 ― 計算機ホログラフィ・AIオプティクスの最前線

2026年3月24日(火)13:00~16:20 オンラインZoom

13:00~13:35【OWPT】光給電の技術、課題、応用

東京科学大学 宮本 智之

本講演では、光を用いて電力を伝送する「光給電」について、光無線給電(OWPT)と光ファイバ給電(PoF)の両面から、その技術動向、課題、応用展開を概説する。光無線給電は、長距離・高指向性・電磁ノイズフリーといった特長を活かし、IoT、モビリティ、ドローン、水中・宇宙応用などへの展開が進んでいる。一方、光ファイバ給電は、安全性や耐環境性に優れ、通信との同時伝送も可能であり、基地局やインフラ用途で実用化が進む。両方式の技術基盤の理解を通じ、今後の社会実装に向けた可能性と課題を議論する。

13:40~14:15【LEDIA】紫外レーザーダイオードの現状と将来展望

ULTEC株式会社 代表取締役 吉川 陽

2022年に世界に先駆けて連続発振を達成して以降、紫外レーザーダイオードは発振閾値電流密度の低減と発振波長の拡張が着実に進んでいる。本講演では、これまで取り組んできた主要技術の開発動向を概説するとともに、今後の技術課題および開発トレンドについて述べる。また、2025年4月には市場アクセス性向上を目的として名古屋大学発スタートアップを創業しており、その利点と紫外レーザーダイオード市場の展望についても紹介する。

14:25~15:00【ICNNQ】トポロジカルナノフォトニクス:その基礎と可能性

東京大学 先端科学技術研究センター 岩本 敏

光の場に現れる様々なトポロジカルな特徴を探求・理解することで、光の応用分野・技術の一層の拡がりが期待できる。たとえば、トポロジカル物性物理での知見を光学に適用したトポロジカルフォトニクスでは、光のトポロジカルエッジ状態を利用した構造揺らぎに強い光導波路やレーザなどへの応用も検討されている。本セミナーでは、特にフォトニックナノ構造を舞台としたトポロジカルフォトニクスの研究について、その基礎と研究動向を紹介する。また、時間が許せば、光スキルオンを含むトポロジカル光科学の最近の話題にも触れる。

15:05~15:40【BISC】カメラベースの生体機能計測

東京農工大学 大学院 生物システム応用科学府 西舘 泉

RGBカラーイメージセンサーは多種多様なデバイスに搭載され広く普及している。近年、RGBイメージセンサーで取得した生体組織表層からの拡散反射光強度情報を解析し生体機能を評価する様々なアプローチが提案され、医療・ヘルスケア分野への応用が検討されている。本講演では、RGBカラー画像・映像から推定される生体内色素タンパクの動態に基づき、バイタル情報や生理機能を計測する手法について、著者らのこれまでの研究を中心に紹介する。

15:45~16:20【TILA-LIC】

理科学研究所 放射光科学研究センター 平等 拓範

2026年3月25日(水)13:00~16:20 オンラインZoom

13:00~13:35【ALPS】光学素子におけるレーザー損傷研究の最新動向

電気通信大学 レーザー新世代研究センター 米田 仁紀

レーザーの高出力化に伴い、光学薄膜にはより高度な性能が求められている。1μm帯ナノ秒レーザーでは200J/cm²を超える損傷閾値が実現され、超低損失ミラーにも適用が進む。深紫外域での結晶劣化や大型光学素子の局所損傷への対応など、損傷を管理する考え方も重要となった。産業用途では単発の損傷閾値だけでなく、長期信頼性や10⁶ショット以上の耐久性評価が求められており、本講座ではこれら最新の損傷研究とコーティング技術の進展を概観する。

13:40~14:15【SLPC】SLPC2026第6回スマートレーザプロセス会議

大阪大学 接合科学研究所 レーザプロセス学分野 塚本 雅裕

SLPC 2026では、マイクロ加工からマクロ加工までを含むスマートレーザー材料加工の科学および技術を幅広く取り上げます。本会議は、レーザーと物質の相互作用に関する基礎的側面から、スマートレーザー材料加工の最先端技術に至るまで活発な議論の場を提供するとともに、研究者、エンドユーザー、レーザーメーカーを含む参加者間の連携を通じて、次世代の概念やイノベーションを育むことを目的としています。本会議を通じて、スマートレーザー材料加工技術が世界中に広く普及していくことを目指します。

14:25~15:00【HEDLA/HEDS】大型レーザー装置激光XII号-LFEXの改修計画とレーザー核融合研究への展望

大阪大学レーザー科学研究所 大型レーザー運用グループ 有川 安信

米国レーザー核融合実験においてエネルギーゲインが達成され、さらにハイパワーレーザー科学の進展によりレーザーの電気効率が大幅に向上しつつあり、核融合エネルギー実現への路が見通せてきた。大阪大学レーザー科学研究所ではできる限り早期に、高効率な新手法によるレーザー核融合によるエネルギー利得実現を目指して、大型レーザー装置激光XII号LFEXおよび周辺装置を改修する計画を進めている。その新技術をわかりやすく解説するとともに、レーザー核融合エネルギー実現への展望について講演する。

15:05~15:40【LDC】高性能化が進む可視光LD

九州大学 濱口 達史

LDC2026(Laser Display, Imaging and Lighting Conference)は、レーザーディスプレイ/イメージング/照明の最新成果を議論する国際フォーラムで、OPIC2026の一部として2026年4月21–24日に開催されます。近年は可視光LDの高出力化・高効率化、波長多様化(RGB)、信頼性向上と低コスト化が進み、ディスプレイから計測・照明まで応用が急拡大しています。本講演ではホットなこの会議の見どころと、これら可視光LD進展の要点を概説します。

15:45~16:20【OMC】光のキラリティーとレーザー加工

千葉大学 尾松 孝茂

2026年3月26日(木)13:00~15:40 オンラインZoom

13:00~13:35【LSSE】LSSEの展望 - 地球から宇宙へ広がる光技術

理化学研究所 和田 智之

人類が計測的な発展を遂げるためには、われわれの住む地球環境を知り、地球温暖化や災害への対処、積極的には、地球規模への課題に対応する必要がある。
LSSE国際会議では、これらの課題に対応するライダー等の計測技術、エネルギー問題、カーボンニュートラルに向けた最先端の光技術の議論をする場を提供する。
また、さらに対象となる空間を宇宙に拡張拡張することは、いま最も注目を集めている分野となっている。 本国際会議では、地球分野と同時に重要な領域としてそれにかかわる最先端の研究成果に関する情報交換の場を提供する。 研究領域は、基礎科学の領域から産業化など経済活動を含む領域など広い領域を取り上げる。

13:40~14:15【FAAP】FAAPの展望 - アグリフォトニクス(農業光学)が拓く次世代農業

理化学研究所 和田 智之

大幅な人工の増加、地球温暖化や国際関係の複雑化等に伴い、食糧問題は、人類のきわめて重要な課題となっている。また、農業分野における国際標準の重要性が高まっている。 FAAP国際会議では、スマート農業、精密農業といわれている先端の技術を導入した新しい農業の形の進展や問題点を議論する。特に、分光、ライダー等のセンシング技術やイメージング、照明技術など光を利用したアグリフォトニクス(農業光学)分野を新たな学問領域へと発展させることを目的として議論の場を提供する。また、国際標準に関する議論を行える場の提供を目的として国際会議を推進する。

14:25~15:00【LSC】TBA

国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 芝田 悟朗

15:05~15:40【XOPT】SPring-8の高輝度100keVX線を用いた高速撮像による金属切削プロセスと金属レーザープロセスの観察と解析

東京大学 先端科学技術研究センター 三村 秀和

SPring-8で整備された高輝度100keVX線ビームを用いれば、鉄などの金属内部の破壊、変形、除去過程を高速、高空間分解能で観察できる。
本発表では、その特徴を活かした、金属を対象としたドリル加工などの切削加工、レーザーによる溶接、加工プロセスなどの高速X線撮像例を紹介する。
また、広範な工作機械産業への貢献に向けた準備状況について報告する。

2026年3月27日(金)13:00~15:40 オンラインZoom

13:00~13:35【CPS-SNAP】サイバーフィジカルシステムへ向けた取り組みの紹介

光産業創成大学院大学 光情報・システム分野 石井 勝弘

到来しつつある Society 5.0 の時代において、現実世界とサイバー空間を連携させるサイバーフィジカルシステム(CPS)は、ネットワークに接続された多様なデバイスから得られるビッグデータの解析を通じて、生活の質の向上や高齢化・エネルギー問題などの社会課題解決への貢献が期待されています。CPS-SNAPでは、センサー(S)、ネットワーク(N)、AI(A)を基盤とする技術や応用、フォトニクス技術(P)を扱います。本セミナーでは、CPSへの取り組みの例を紹介します。

13:40~14:15【OPTM】熱赤外線イメージング

宇都宮大学 光工学プログラム Nathan Hagen

熱画像技術は、肉眼だけでは捉えられない世界の姿を映し出し、多くの応用分野で不可欠なツールとなっている。この世界とその測定原理を理解するため、本セミナーではまず熱測定の放射測定学的基礎を概説した後、研究活動から得られた赤外線応用事例を議論する:赤外分光測定・解析法、ガスイメージング、風イメージング、霧環境下での赤外線イメージング、そして赤外線偏光測定である。

14:25~15:00【META】メタフォトニクス

理化学研究所 田中 拓男

近年,ナノメートルスケールの極微細構造の製造技術と計測技術が急速に進展したお陰で、光とナノメートル構造との相互作用によって生じる新奇な光学現象や機能を積極的に活用することが可能となっています。そしてその結果、メタマテリアル、プラズモニクス、ナノフォトニクス、量子光学/フォトニクスなど、光学およびフォトニクスにおける新たな分野がいくつも生み出されています。META2026では、これらの新しい光科学分野における最先端の研究成果を議論します。本公演では、META2026がカバーする分野の最新の光サイエンスの動向を概観して紹介します。

15:05~15:40【IP】Information Photonicsの研究潮流 ― 計算機ホログラフィ・AIオプティクスの最前線

宇都宮大学 オプティクス教育研究センター 長谷川 智士

Information Photonicsは、光を情報の生成・取得・処理・提示に積極的に活用する学際的研究分野として、近年注目を集めている。本講演では、計算光学・AI オプティクスを中心に、Information Photonics分野における最近の研究潮流を概観し、本分野への理解と関心を深めることを目的とする。
特に、計算機ホログラフィや深層学習を用いた光場制御と、そのレーザー加工への応用に焦点を当て、研究事例を交えながら紹介する。

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