13:00~13:30 【XOPT】放射光高速X線イメージングによる加工学の新展開
東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻 三村 秀和
工業的に古くから重要な切削加工、レーザー加工、放電加工など多くの加工法において、加工点の直接観察は難しいためその加工メカニズムは未だ不明なことが多い。SPring-8における強力なX線を用いると、加工液内部や金属内部の加工現象をコマ送りかつ高い空間分解能で観察できることがわかった。本発表では、ドリル加工、放電加工に焦点を当て世界初の加工現象のX線高速撮像事例を紹介し加工学の新たな展開を提案する。